▼7.12 厚生労働省、国民が食物から摂った放射線量増加推計値を発表。
放射線被曝量は平均すると、3月からの四ヶ月間の 0.034ミリシーベルト、来年の2月までのまる一年だと 0.106ミリシーベルトと推算したトサ。
■たけだじきろうべんとう(竹田食篭弁当)――お弁当箱の武将。竹田信玄弁当の子孫。
■うんてれがんじん(雲天連眼人)――つねに踊り狂ったり騒ぎ回ったりしてるふしぎな人々。「通人」達の住む国とは遠く離れてるそうな。
■じゅうべえだぬき(十兵衛狸)――讃岐のばけ狸のひとり。
■みりやっこ(みり奴)――椎べる坂やっこの普通サイズの。まいくろ奴がいっぱい合体したもの。
■ほうこう(彭侯)――何千年もの年月をへた樹木の中にいるおばけで、いぬのような姿をしているといいます。
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2011.07.13 |
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●もうちょと大きく画をしとくれナ、という方はここをクリック。1■りんごのかい(林檎怪)――採り残されたりんごの実のおばけ。
「どんな綺麗な花びらとても落ちた上にて実をむすぶ2■くじゃきょう(駆邪鏡)――邪魅たちを照らし払う力があるというふしぎな鏡。
「おのが心を善悪ともに鏡にうつして見やしゃんせ3■ばけおかじょうき(化け丘蒸気)――機関車のおばけ。結局のところの動力は足の筋肉。
「小さな石でも邪魔する時は大きな車も動きゃせぬ4■まくらがえし(枕返し)――眠っている人のまくらを取ってその人の足もとに置いてしまうおばけ。
「こわい峠を忍びて越せば今じゃまくらで高いびき5■かつらおとこ(桂男)――月のなかにすんでいるという美男の君。これに招かれると寿命が縮む。
「水に映れるあの月影は見えるのみにて手に取れぬ6■みぞいだし(溝出)――きちんと葬られなかったガイコツのおばけ。
「そこはみぞだよ用心しゃんせ後へ返れば怪我は無い7■こだま(木霊)――樹木に宿っているという精霊。
「野辺に生えたるあの若松も末にゃ枝葉の生いしげる8■がんばりにゅうどう(がんばり入道)――便所にでるおばけ。大晦日に「がんばり入道ほととぎす」と唱えると一年禍事が無いとも。
「声はすれども姿を見せぬ雲間がくれのほととぎす9■くびきれうま(首切馬)――首のない馬のおばけ。
「パッとお馬に乗り換えしゃんせ願いかなわぬ事はない10■さかばしら(逆柱)――根っこを上にして建てた柱に宿るおばけ。家に災いを招きよせたり、「やなり」を大量発生させたりします。
「元は双葉の芽ばえじゃけれど家となるよな樹にもなる11■おおはしがみ(大橋神)――甲州の玉諸神社のちかくにあった大きな橋の神様。ほかの橋をほめるととっても怒る。
「ひとのあつまる両国橋はつねに喧嘩の絶えやせぬ12■かごのとり(篭の鳥)――羽根はかわいくきれいですが、小さいかごの中に押し込められているおばけ鳥。
「やっと苦界のかご飛び出して空に羽をのす放し鳥13■おおがま(大蝦蟇)――術使いたちが奇術で呼び出す巨大ながまがえる。「まんまと奪い取ったるこの一巻しめたしめた」
「勘定づくには浮世はゆかぬ損して徳とる事もある14■はんじんはんじゅう(半人半獣)――畜生道に落とされた人間。馬とかに人の顔がついてる。地獄馬とも。
「三世相にもよくあるやつよはじめ悪くてあとは良い15■ぐにょひ(倶如曦)――ものすごく赤くて明るい光を発するひかりもの。
「ぬしとわたしは旭のようよ昇るばかりで下りゃせぬ16■ねぶとり(寝肥)――これに取り憑かれると眠る間にどんどん体が巨大に太りだすというおばけ。
「寝込みに持ち込むこのぼた餅はほんに嬉しい口果報17■こいすちょう(恋す蝶)――ふわふわうきうき飛び回るかわいいちょうちょ。
「おとこ心はあじさい花よいつとさだめぬ花の色18■えちごのゆきおんな(越後の雪女)――雪のふぶいている日に出るというおばけ。
「雪をかきわけ桜は咲かぬとかく時節を待つがよい19■ずいこうじゅ(隋侯珠)――真っ白くてキレイな光を発するふしぎな玉。むかし、隋侯に大けがを治してもらった蛇がお礼にくれたとか。
「玉も包めば光が知れぬ主もこころを明かしゃんせ20■ふるうつぼ(古空穂)――古くなり放りっぱなしにされたうつぼ(矢を入れる武具)のおばけ。
「たとえひとたび外るるとても思う的なら外しゃせぬ21■はんやがいけのだいじゃ(はんやが池の大蛇)――備中の奈良熊の、はんや長者という人の娘でしたがこの池に入って大蛇となりました。
「ぞっとするよな器量の上に錦きせたらなお良かろ22■たこのけんぶつざえもん(蛸の見物左衛門)――佐渡から都見物左衛門をすべしと人間に化けて旅に出たという大だこ。
「はじめ深山(みやま)にすまいをしても末にゃ都の月をみる23■むすぶのかみ(結ぶの神)――ひととひとを縁の綱でむすびつけるかみさま。
「こころ清けりゃ末にはついに味噌こし捨てて玉の輿
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2010.12.31 |
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▼10.23 国語分科会漢字小委員会、常用漢字表の追加、廃止候補案などをまとめる。
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2009.10.24 |
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▼10.2 農林水産省、輸入小麦の売り渡し価格を10月16日から23%下げると発表。だいぶもとに戻ったネ。
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2009.10.02 |
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●平成二十一年の元旦から日々鬼事を刷出しまして、いよいよ本日七月二十日に弊紙は第二百号を迎える運びと成りました。これもひとえに世の中にクダラぬニュースや新発見が満ち溢れているお蔭でございまして、ふしぎと何かしら鬼事が間に合うのだからおもしろいものでございます。これより先もますます妖怪の世の一端風景ならびに活況叡智を、記者の及ばぬ腕先と画工の拙なき画筆ながら、絵入記事に仕立て上げますにつき永当々々ご笑覧のほど
ホホうやまって申すなり。
妖界東西新聞
主 筆 末廣 妲腸
編集人 饅島 和橋
資料部 箱田ちょこ太
画図部 氷厘亭 氷泉
妖界裏銀座壹丁目五番地
妖界東西新聞社
●道戯数取表
一元化●四国の諸怪原因は狸なり
二次会●のっぺら坊らの脅かし術
三本角●貴船の橋姫サマの装備品
四大寺●平城の昔は元興寺も加入
五中陰●死後三十五日幽霊最盛期
六連銭●今夜も飴を一文ください
七言詩●羅城門の鬼の趣味の一端
八合肉●獲物が少なく痩せた牛鬼
九相詩●あんでっと達の容姿見本
十枚組●鉄山さま一枚足りませぬ
二十重●鐘に清姫ぐるぐるぐるり
三十夜●稲生家に化物の出た日数
四十余●大江山の下っぱ鬼賊の数
五十賀●あと半分で付喪神だわよ
六十年●ひのえんまの公転周期年
七十六●有名なる鳥山石燕の寿命
八十川●日本各地に河童はござる
九十三●和田合戦で討死の三浦侍
百大夫●遊女や傀儡師のまもり神
二百号●本日の妖界東西新聞です

●百号の時は対して祝いもしなかったくせに、二百号の時はコンナに長い紙面をつくって遊んでいる弊紙ですが毎度ご贔屓にして下さる読者衆に何か記念になるクダラナイものを附録につけようという事を、昨日の夜に考えついたので早速社内で評定したところ昔、いちばん初めに公開されたこの新聞に描かれていたヤツが「うましか」であったからソレを壁紙にして配ったらよかろうという事になりまして、二百号にちなんで画面内に二百匹も「うましか」が並んでいるという有史以来前例の無い代物が出来ました。ドーゾ土産だもってけもってけ。
記念壁紙(800ピクセル)記念壁紙(1024ピクセル)記念壁紙(1600ピクセル)記念待ち受け画面(240×400ピクセル) [本日の記事イラスト縮模版]
定時日刊に化けてこのかた、いたづらに日を重ねて二百号に達した弊紙だが、五月二十二日より文明の計測器を用いて調査をしてみた結果、全国四十七都道府県の内の三十一都道府県から閲読の機会があったとのこと。
(ただしトップページのみの計算。よそからリンクで飛んで来て、各々の記事を閲覧なさったダケ読者の情報は無計算です)
▼北海道▼山形県▼福島県▼新潟県▼群馬県▼栃木県
▼茨城県▼埼玉県▼東京都▼千葉県▼神奈川県
▼静岡県▼愛知県▼富山県▼石川県▼滋賀県▼奈良県
▼和歌山県▼大阪府▼京都府▼兵庫県▼広島県
▼島根県▼山口県▼愛媛県▼徳島県▼高知県▼福岡県
▼長崎県▼熊本県▼沖縄県
足利幕府の頃に山名宗全は全国の六分の一を領地にしたと言うが、コチラは既に過半数は飛び越しておるわ。ふはははは。これらは単に豊秋津洲こと日本列島の内側についてだが何をどう踏み迷ったのか、あるいは出世するか流罪になったか、外地から弊紙にアクセスした方もおったようで一、二回、言語環境がルーマニアであったりポルトガルだった事例がございました、これらは余程の粹人と存じますが、ナニブン不勉強につき国際言語対応は当分見合わせ中ぢゃて。とかなんとか弊紙のアクセス解析を種にして駄文字を列ねて記事を増量させた。
●マスク製衰記
冬に向けインフル円左衛門対策はまだつづく平家な顔はしておれず
▼磯女は…わかめで作るが時々小蟹が混じっており苦情殺到
▼網切は…網戸を改造したダケなので家鳴位しか見向きせず
▼紅葉は…からくれないの生地で作るも水濡れがひどく返品
▼油取りは…脱脂綿づくりに取り掛かったきり何週間も熱中
▼蓑草鞋は…稲わらを材料にするも逆に花粉症にかかり廃絶
▼火取魔は…ガスマスクな外見のため薬局に置いてもらえず
▼無垢行縢は…金無垢の豪華版を作るも重くて鼻がもじける
▼豆腐小僧は…湯葉で製造するも出来たては唇がアチチッチ
▼ふらり火は…天女の羽衣で作って置いたら漁師に盗られた
馴れぬことはせぬものじゃなあ
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2009.07.20 |
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▼6.19 台湾の馬英九総統、教育会議での演舌中「伝統ある中華の文字を使うべし」として繁体字を礼賛。簡体字に対してチクンな発言。
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2009.06.21 |
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▼5.26 観光庁、新型インフルエンザの影響で修学旅行を中止あるいは延期した学校が2000校以上に達したと発表。かわいそかわいそ
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2009.05.27 |
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▼4.30 WHOは豚インフルエンザとの呼び名をインフルエンザA(H1N1)と改称すべきと判断。
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2009.05.02 |
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▼5.1 豚インフルエンザ、全球範囲でぞくぞく発見&警戒でドンチャカチャン。手はよく洗おうネー
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2009.05.01 |
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▼4.25 豚インフルエンザが既に大蔓延だったメキシコでは已然の流行、各国でも対応策が過敏に進行中。
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2009.04.26 |
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(もと歌)
蒸気出てゆく煙は残る。ドンドン。
残る煙はシャクの種。ソウぢゃないか。ドンドン。
(新文句)
船頭でてゆく笠とって眺める。テホドン。
通過してから網あげた。ソンぢゃないか。ドンドン。
牛乳ついだらまるで墨染め。トクトク。
ちちをたずぬる石童丸。ソウぢゃないか。ドンドン。

▼4.4 岩手県で薄黒く変色した牛乳が消費者側で見つかり、岩手・宮城・山形で回収の騒ぎ。
▼4.5 朝鮮民主主義人民共和国、例の人工衛星を発射でポン。落ち行く先は竜宮城。
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2009.04.05 |
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●サテこの粉、台所の経済には値下がるが銭勘定に甚だ吉じゃヒョット値が上がり出すと麺もパンもたまらぬじゃ。フラフラ上がったと思ったら下がりおったわ。グルテニングリアジン粘着べとやかにアルゼンチンUSAカナダロシアのオーストラリア。パン豆パン米パンごぼう。生姜山の優曇華僧正。小麦の犬神小麦の犬神こん小麦の子犬神。ラスク降らす。京の生麩に奈良生豆和菓子。買えよ買え買えドント買え。パスタ百筋ルー百升たこ焼百艘パイ八百枚。お好み焼こがしカリカリ天婦羅たっぽたぽ。煮ても焼いても食えない物は金熊童子にパンのコゲ。値下がり時分にいずれも様へ売らねばならぬとホホふね待って申す。
▼4.1 輸入小麦の政府売渡し価格が14.8%下落。されども高騰以前よりもまだ高目の価格。
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2009.04.01 |
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(ひとまろ)
ほのぼのと電話の声で訊出して雲がくれ行く鷺をしぞ思ふ
(つらゆき)
こぬ金を無駄に待つとは余にも鷺を哀れといはぬよぞなき
(みつね)
気をとめて誰なのかなと鷺の花怪しいかすみ立ちな隠しそ
(いせ)
ふた声ときく事なしや役場鷺たしかめかけりゃ違う声かな
(やかもち)
独り家に朝たつ老いの皺はぎを玉と見い出しかけるしら鷺
(あかひと)
吾孫に見せむと思ひし福の沢それがパーです鷺に触れれば
(なりひら)
世の中に絶えて鷺らの無かりせば銀行口座のどけからまし
(へんぜう)
たらちねは鷺に情報うばはれて我が黒髪をなでてありけむ
(そせい)
見渡せばやたら鷺らがよくかせぎみやこぞ春の錦なりける
(とものり)
金ふれば木毎に花を鷺がとるいづれも旨ぇと湧てをらまし
(さるまる)
をちこちの素性もしらぬ奴原におぼつかなくも電話鷺だよ
(こまち)
札の色は移り気多しいたづらに鷺に寄り来る何もせぬまに
(かねすけ)
人の金いただき闇にしまいこもコレもふ道にまどひぬる鷺
(あさただ)
よろづ金まんまと鷺に取置けば今ゆくすゑは神も知らない
(あつただ)
今日それを呉るんだろと思ったに来ぬのは鷺の心なりけり
(たかみつ)
春過ぎりゃ蒔き果てにけり鷺の種けど直様に次を見つける
(きんただ)
口座にはふたしてあれば鷺の嘴あけなかろとはあさい了見
(ただみね)
鷺はなほ我にて知りぬはなざかり心のどけき莫迦はアラ鴨
(さいくう)
頃を見て鷺の増す数過剰だしいづれの緒より調べても無駄
(よりもと)
ひとふしに住所口座を盗れなれば最も尽きじ鷺がおこなひ
(としゆき)
ここぞとて花のしづくを奪いつつ巧く人飲み鷺の鳴くらむ
(しげゆき)
鷺くれば誰も警戒かかりける人の心にゃつーッともぐらう
(むねゆき)
山鷺は人のさびしさまさりける人め薄きはむしろみやこ地
(さねあきら)
固くないと思へるヘマな野郎をば鷺に引掛け納めさせけり
(きよただ)
あまつかぜ吹け掌に乗るどぢの鷺におさつを巻あぐるべき
(したごう)
あが口座訊出し給付へだつらむ何とたっぷり実入り得る鷺
(おきかぜ)
誰もかもから吸ひ出さむ甘いしる鷺も昔のような手は無し
(もとすけ)
おとづれの封筒とつひ思ひ込み出して後アラ気附く鷺だは
(これのり)
見よどこの山も白ゆき溶ける頃ふるさと鷺が罷り出るなり
(もとざね)
鷺かもヨ待てといふべき人の無き奴はふたこゑ程で騙さる
(こおおぎみ)
限り無くとるとは言はん鷺共は小出しにすれば猶も零るる
(なかふん)
おもひ知れ人に言はれてあゝ鷺かあたま常夏おきらくな脳
(よしのぶ)
ちとせまで限り無き鷺けふよりは給付券等よろづ売りなむ
(ただみ)
小夜ふけた頃に電話を繋ぐより昼寝時分が効くべかりけれ
(かねもり)
くれてゆくアホの方々ありがたや鷺の餌やら羽に化けける
(なかつかさ)
忘られた頃やまどろむ程を見て鷺ばたらきは旨い目をみむ
●三十六歌仙を当込んでの斯るバカらしきミソヒトモジをずらずら読んでしまうヒマがあったらばうかりひょんと鷺に合わぬような準備に心がけるべしアハハのハー
(詠・ぴよはらのこちょ輔)
▼3.11 国民生活センターの発表によると定額給付金給付を装った詐欺に対する報告が、もう35件くらいに。
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2009.03.12 |
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天花「ぶらぶらしててもヒマだからサ、都々逸でもつくって遊ぼうか。
井鼻「いいね、でもさ、ただつくるってのも詰らないョ。
下花「ならねェ…なんかお題をつけたらヨクネ?
痢花「んだらさ! ジンバブエってのはどんだ~か?
井花「ヤダよー、都々逸の文字数がインフレしそうで。
下花「ならー、損害が生じる可能性ってのはドヨ?
痢花「あ、おめぇてば昨日晩くまでネットしでたなコラ。
天花「あーーーーもういいッ! お題は下がるッ! ハイ、考えたり考えたり。
井鼻「えーーーーっ!
痢花「でけた!
井鼻「早いヨ! おい!
痢花「でるかでるかと吉の字探りヤタラ小銭をすった今日
天花「枝におみくじが下がるのネ、いいね、下ちゃんは?
下花「浅ましいわネ登るの止して他のおやまに熱上げる
天花「あ、下山したんだ、浅間山から。ホラ井ちゃん早く。
井鼻「そんなに早く出来ないョ、天ちゃんアンタがやんな。
天花「えっ、あたし? んー、なら、こんなのどうだい? わしとお前はどんどん焼きョるるやき焦がれまつばかり
下花「イイ文句だケド、途中なんだかわからなかったヨ。
井鼻「るるやきってなにさ! お題にそぐってないし!
天花「ヤダねぇ、ソコが洒落よ「さがる」だよ。
▼1.29 ジンバブエ政府、経済逼迫から外貨通用を許可。最近は100兆ジンバブエドル札などを発行していた。
▼1.31 グーグル、一時的にほとんどの検索結果に「コンピューターに損害が生じる可能性があります」の表示が出てリンク不可に。
▼2.1 日本たばこ産業は、家庭向け冷凍食品業務を子会社である加ト吉に一本化する見込み。
▼2.1 浅間山に噴火の危険。警戒レベル3に。
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2009.02.01 |
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○商学講師 収子先生
「今日ですか?ココまで徒歩で参りました。ゼエゼエ」
○軍学講師 爆子先生
「うーん。イスが大分爆発しちょるバイ」
○地学講師 開通子先生
「かの国でも久々にケータイが解禁されたって話だ、オラオラ」
○陰陽講師 白黒付申子先生
「オンエイコラ……暗闇の中におるのは……ハテ誰じゃわいな」
○理学講師 点滅子先生
「あ!ステーキ光った光った!」
○本草講師 変貌子先生
「マグロ減獲に乗じてですなァ、霜降肉に香料を使ってトロに改造しましてネ……」
○呪学講師 不足子先生
「あのコの方が栗きんとん多い!てな場合は、このマジナイ歌を」
2009.01.02 |
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このたびは「妖界東西新聞」新年初摺りのお年賀企画として「何かひとつヤレ」との事ですので牛に縁あるタベモノを題に頂戴いたしまして、お古い所ではございますが、ばかばかしき三題噺なぞを、牛のよだれで、だらだらと御一席申し上げます。
題 ○しらたき○とうふ○たまご
エェ、むかしの鳥羽絵には、天狗の玉子なんて画題がありまして、枝の上から……そうですねェ、マーケットなどでお求めになりますと、9Lくらいの寸法になりますようなバカでかい玉子が転がって来て、その下で人が大口あけてギャー、なんて顔をしてるという絵柄になっておりましたそうですが――芭蕉翁が「象潟や雨に西施がねぶの花」と詠んだことでも知られる、奥州の象潟にある奈曽の白滝という滝に、この天狗の玉子の事のほか大きいのがある、といったようなウワサがポッと出ました所、丁度あの辺りは風光明媚な事も手伝いまして、各地の意欲・関心態度のよろしい……まァ早い話が、スコブル暇な、おばけさん方が物見遊山も兼ねて、この奈曽の白滝にその大玉子を見物左衛門と、しゃれこみ出しましたソウデ。
そして、次第次第にこれが大増加して参りますと、その雑踏に閉口しだしたのが、ここの滝壷に住まっていたオロチ。シャクに触るってんで、滝壷にある巣穴の中から、見物に来るおばけ衆をジーっとにらんでおりますと、後ろからおかみさんオロチも一緒に鎌首をもたげて、
おかみ「どうだろまァ、おまえさん、大変なもんだねェ。
オロチ「ほっとけほっとけ、あんなつまらねぇものなんか見にきやがって、まったく酔狂なもンだョ。
おかみ「おや、でもこうして眺めてるってのも面白いもんだよ、見て御覧よ、にわとりのおばけはヤッパリ行列の先陣きってのぼっていくよ。
オロチ「なんでヤッパリなんだョ。
おかみ「やだねぇ、昔から言うだろ、鶏口トナルモ牛後トナルナカレって。
オロチ「そういや、そんな文句、おとといあたりカレンダーの脇っちょの金言欄に書いてあったな。
おかみ「ほら、しんがりは牛鬼だョ、おまんじゅう食べながらのぼっていくよ。
オロチ「ヘン、蛍光灯ト牛丼トなると、なんて戯れ言はどうでもいいってんだ、大体あいつらは……!おい、なんだかウチの壁がギッシギッシ言い出したゾ。
おかみ「あらヤダ、いっぱい見物が来たもんだから、そこらの根っこがくすぐったがって地盤がゆるくなっちまったのかねぇ、
オロチ「ウチを壊さっちゃぁたまらねェ、子分どもを上に出して、あいつらにアブねぇゾ!って触れさせろ!
おかみ「そうだね、……ちょいと、青ちゃんたち、滝の手前に出てって見物が来たら地べたに気をつけて下さいって教えてやっとくれ。
青ちゃん「アイ、わかりましたニョロ、おかみさん。
オロチ「たのんだぞ。
おかみ「これでひと安心だね。
――などとふたりが安心して、お昼のお膳の仕度にとりかかったりしておりますと、突然、ドサドサドサドサーッドブーン!と、滝壺に落下物です。
オロチ「なんだぁこりゃぁ!
青ちゃん「ああっ!すんませーん。ちゃんと教えたんですけど、止まってくれなくて、
おかみ「おぉヤダよ、こいつらは馬鬼じゃないか!青ちゃんダメだよ、昨日のカレンダーの金言欄にあったろぅ、馬耳とうふーって。
2009.01.01 |
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