猛烈暑溽うるとら乾燥

■かんかん――日向国などで言う子供をこわがらせるためのコワイおばけの存在。「がごじ」などの転訛。
■ぬっぺふほふ――表情があるのかないのかわからないしわの入った肉のカタマリみたいなおばけ。
■わいら――体のとても大きいおばけ。前足に一本ずつツメの生えているのが特徴。
■やまおに(山鬼)――深い山の中に住んでいる鬼。ごはんや塩を上げると山仕事を手伝ってくれたりもします。
■しちほんあし(七本足)――蛇が海水に入って変化するというたこで、足が七本。くさくて食べにくい。
■どうもこうも――ひとつの体に頭がふたつついているおばけ。
■よすみこぞう(四隅小僧)――部屋の四隅を四人で交互にいったり来たりしてると人数が増えるというアレ。
■あおものきり(青物切)――夜中、誰もいない台所から庖丁で野菜を切ってる音をたてるおばけ。
■てあらいおに(手洗鬼)――ものすごく背の高いだいだらぼっちの仲間。山にまたがって海で手を洗う。
■ひとつめこぞう(一ッ目小僧)――顔に目がひとつだけついているおばけ。
2010.07.21 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 新聞